浴室、洗面室のバリフリー改修が進んでいます!
床、壁、天井の無垢材の西南サクラ 植物オイル仕上げが、施工されました。
木の材料をつかったような仕上はよく見ますが、実は木に触れることができるような仕上げは、少なくなりました。
ほとんど、樹脂やプリント、ウレタンの塗装でコーティングされたものが多いです。
きれいな柄で揃えたり、大きな材料が手に入らない。汚れや変色しにくいなど、クレームになりにくい材料に、木が置き換わっています。
さらに無垢材は、季節や経年変化によって伸縮するので、それを考慮した施工も必要となることも要因かもしれません。
ただ、本当の木の質感。色々な柄。色が変化。伸縮する。という、木が持つ本来の特徴は、他にはない呼吸する優しい空間を作り出します。
古民家では、普通だったことですので、新しくてもこのような空間がよく合います。
木製のカウンターも大工さんの造作です。
かなり、綺麗に作られています。
職人さんの技術が体感でき、他に同じものはありません。
木の材料を使うというと、コストも気になりますが、予算にあった材料もありますので、色々提案します。
お施主さんは、サンプルを触って気に入ったものを決められることが多いです。
今回は、明るい「西南サクラ」を多く使っています。
これから電気工事・設備工事が続きますが、その後は、お施主さんがDIYで、左官と塗装を行います。
Comments