播磨町の住宅改修工事を行っています。
この住宅は大きな土壁の民家ですが、コンクリートの基礎があるので伝統構法ではなく、現在の住宅の工法である在来工法です。
まずは、屋根、外壁を中心とした外部の補修工事。
雨漏りの原因となっていたバルコニーの撤去や瓦の修繕を行いました。


傷んでいた部分の焼き杉も張り替えました。
大きな住宅では、すべての屋根の吹き替えや外壁の張替え、塗替えを行うと大きなコストが掛かり、今すぐ行わないといけない緊急工事もできないをいうことが良くあります。
現在の状況を工務店さんと一緒に調査し、予算に合わせて工事の範囲や内容をお施主さんと工務店さんと相談しながら、決めていきました。
昔は各住宅に気軽に相談できる地元の大工さんが居ましたが、今は中々どこに相談したら良いかわからないというお話を良く聞きます。
住宅の補修についても設計事務所に相談いただけると、設計や調査などだけでなく、工務店さんの紹介なども行っています。
その後、浴室、トイレ、キッチンを中心とした室内のバリアフリー改修工事と続きます。
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